うっかり姫の恋 〜部屋の鍵、返してくださいっ!〜

 



 文句を言いながらも、風呂に行く瑞季の背を見送りながら、了弥は、言えるかっ、と思っていた。

 本人を目の前にして、
『お前がすごく可愛かったから』なんじゃないかとか。

 ……なんか、そろそろ殴りたくなってきたな、と思いながら、おのれのスマホをいじる。

 そこにある画像を見て笑った。