白いお面の夢は怖かったけど、あとは、いい夢を見た気がする。
了弥が来てくれたからかな、と思いながら、瑞季は、職場の古いデスクトップパソコンの前で、ぼんやりしていた。
……それにしても、結局、あの夜の人は、神田くんなのかどうなのか。
あれっ? やっぱり、この人じゃないのかな、と思うと、突然、覆すようなことを言ってくるし。
そんなことを考えていたら、後ろから、
「相楽……」
と呆れたような声がした。
了弥だ。
「なにを高笑いしてるんだ?」
と言ってくる。
「は?」
と了弥を見上げ、行ったあとで、画面に向き直ると、画面いっぱいに、
ははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははは
と出ていた。
ひゃーっ、と悲鳴を上げてしまい、みんながこっちを振り返る。
「かっ、怪現象っ!」
と慌てて消していると、
「莫迦。
指がキーに当たったまま、ぼうっとしてたんだろ」
と言い、持っていた回覧で頭を叩いてきた。



