「だって、私のマンションから朝、帰ってるんだよ?
夢かどうかくらいはわかるでしょ?」
と言うと、へえー、という顔をした。
う。
やっぱり、神田くんじゃないな、と思う。
しまった。
なにも知らない人に、余計な情報を与えてしまった、と後悔する。
「君のその相手がさ、かけて来ないからと言って、遊びだったとは限らないわけだよ。
君がどういう過程でそうなったのかわかんなくて不安なように、相手もそうかもしれない。
君からの電話を待ってるかもしれないよ」
「え……。
そうなのかな?」
そういう想定はしてなかったな、と気がついた。
鉄板を見たまま、神田は言う。
「なーんて、他人事のように君に語りながら、君があの夜のことをどう思ってるのかなって測ってる僕が本人かもしれないし」
「まっ、また、そんなややこしいこと言い出さないで〜っ」
と瑞季は頭を抱える。
夢かどうかくらいはわかるでしょ?」
と言うと、へえー、という顔をした。
う。
やっぱり、神田くんじゃないな、と思う。
しまった。
なにも知らない人に、余計な情報を与えてしまった、と後悔する。
「君のその相手がさ、かけて来ないからと言って、遊びだったとは限らないわけだよ。
君がどういう過程でそうなったのかわかんなくて不安なように、相手もそうかもしれない。
君からの電話を待ってるかもしれないよ」
「え……。
そうなのかな?」
そういう想定はしてなかったな、と気がついた。
鉄板を見たまま、神田は言う。
「なーんて、他人事のように君に語りながら、君があの夜のことをどう思ってるのかなって測ってる僕が本人かもしれないし」
「まっ、また、そんなややこしいこと言い出さないで〜っ」
と瑞季は頭を抱える。



