「ミイラ取りがミイラにならないうちに君に近づくのはやめとくけど、でも。
これは没収ね」
と赤になったところで、瑞希のキーケースから、予備と書かれたプレートのついたキーを外す。
「あっ、いつの間にっ。
てか、なんでっ?」
「いや、なんかいろいろ腹立ってきたから。
僕が振り回されただけじゃん、結局」
そういえば、結局、豪華な朝食奢ってもらって、服まで買ってもらったな、と思う。
それも自分じゃ、素敵だなーとショーウインドウを眺めて通り過ぎるだけのような高い服を。
「謝まってよ」
「いや、さすがにそれはなんか違うと思う」
と揉めている間に会社の前に着いた。
「ちょ、ちょっと、真ん前に乗りつけるのは……」
誰が見てるかわからないのに、と慌てると、
「いいじゃない、別に。
君は彼氏も居ないし、独身だし。
なにも問題ないじゃん」
とさらっとグサッと来ることを言ってくる。
これは没収ね」
と赤になったところで、瑞希のキーケースから、予備と書かれたプレートのついたキーを外す。
「あっ、いつの間にっ。
てか、なんでっ?」
「いや、なんかいろいろ腹立ってきたから。
僕が振り回されただけじゃん、結局」
そういえば、結局、豪華な朝食奢ってもらって、服まで買ってもらったな、と思う。
それも自分じゃ、素敵だなーとショーウインドウを眺めて通り過ぎるだけのような高い服を。
「謝まってよ」
「いや、さすがにそれはなんか違うと思う」
と揉めている間に会社の前に着いた。
「ちょ、ちょっと、真ん前に乗りつけるのは……」
誰が見てるかわからないのに、と慌てると、
「いいじゃない、別に。
君は彼氏も居ないし、独身だし。
なにも問題ないじゃん」
とさらっとグサッと来ることを言ってくる。



