えーっ、と言いながら、まあ、それで鍵も返してもらえるのなら、と思っていた。
あの日は酔ったが、本来、そんなに酒に弱い方でもない。
でも、一応、呑む前に、了弥に連絡を入れておこうかな、とチラと思ったのだが。
今、何処でなにをしていると言えばいいのか思いつかなかったので、やめておいた。
香月と話しながら、苦手な水割りをちょびちょびと呑む。
「香月、大学の話はなしだよ」
そう朝日は彼に向かい言った。
「お前、いきなり、僕のしょうもない失敗談とか話し出すから」
一拍置いて、はいはい、と香月は笑う。
「いいじゃない。
女の子は完璧な男より、ちょっと駄目な男の方が好きなんだよ」
ねえ、とこちらを見て言うが、いやあ、佐藤くんの場合、駄目な男って言うより、ヤバイ男のような気が……と思っていた。
「美味しい? 相楽さん」
と問うてきた朝日に、
「……美味しくない」
と答える。
香月には悪いと思ったが、朝日に訴えるように顔をしかめて、そう言った。
だが、朝日は楽しそうに笑っているだけだ。
あの日は酔ったが、本来、そんなに酒に弱い方でもない。
でも、一応、呑む前に、了弥に連絡を入れておこうかな、とチラと思ったのだが。
今、何処でなにをしていると言えばいいのか思いつかなかったので、やめておいた。
香月と話しながら、苦手な水割りをちょびちょびと呑む。
「香月、大学の話はなしだよ」
そう朝日は彼に向かい言った。
「お前、いきなり、僕のしょうもない失敗談とか話し出すから」
一拍置いて、はいはい、と香月は笑う。
「いいじゃない。
女の子は完璧な男より、ちょっと駄目な男の方が好きなんだよ」
ねえ、とこちらを見て言うが、いやあ、佐藤くんの場合、駄目な男って言うより、ヤバイ男のような気が……と思っていた。
「美味しい? 相楽さん」
と問うてきた朝日に、
「……美味しくない」
と答える。
香月には悪いと思ったが、朝日に訴えるように顔をしかめて、そう言った。
だが、朝日は楽しそうに笑っているだけだ。



