結局、部署に戻ってから、了弥の顔もまともに見られず、ぼんやりするなと怒られて。 その間も何度も時計を確認した。 朝日の話は断片的で気になることがいろいろとあったからだ。 まだちゃんと全部聞いたわけじゃない。 蜘蛛の糸より細い希望にすがりつくように、瑞希はそう思っていた。