うっかり姫の恋 〜部屋の鍵、返してくださいっ!〜

 



『私、あの日、佐藤くんと一緒に帰ったっけ?』

『そうなんだー。
 ありがとう。

 またいつか、同窓会あるといいね。
 じゃっ』

 最後の、じゃっ、てところまで何度も練習してかけたのに、朝日の答えは、予測していた、どれとも違っていた――。