うっかり姫の恋 〜部屋の鍵、返してくださいっ!〜

 また神田か? と思っていると、瑞季はそれを見たあと、しばし無言だった。

 特に返信もせずに、それをソファに放った瑞季は、何故か、大きく息を吐いたあとで、
「ご飯にしよっか」
と言った。

 なんだろうな。
 ちょっと怖いが……と妙に迫力のある瑞季に思った。