そんな本気じゃないからだろうか、と思いながら、
「お前、ほんとに瑞季が好きなのか?」
と訊くと、
「ちょっといいなと思ってるよ」
と言うので、その程度か、と言うと、
「いや、今は結構本気だよ」
と言ってくる。
「それなのに、なんで、そんな余裕なんだ。
自分で可能性があると思ってんのか?」
「いやいや。
世の中、なにが起こるかわからないじゃない。
その『なにか』はすごくいいことかもしれないじゃない?」
お前のそのポジティプさを俺に分けて欲しい、と了弥は思っていた。
「お前、ほんとに瑞季が好きなのか?」
と訊くと、
「ちょっといいなと思ってるよ」
と言うので、その程度か、と言うと、
「いや、今は結構本気だよ」
と言ってくる。
「それなのに、なんで、そんな余裕なんだ。
自分で可能性があると思ってんのか?」
「いやいや。
世の中、なにが起こるかわからないじゃない。
その『なにか』はすごくいいことかもしれないじゃない?」
お前のそのポジティプさを俺に分けて欲しい、と了弥は思っていた。



