ケンショウ学級


万に一つの可能性として、僕らの中に犯人もしくは協力者がいると仮定したら。

怪しいのは普段通りに行動ができている人だと僕は思う。

僕から見てそう思える人はそう多くはない。

「…………」

異様な空間で、不自然に自然さを保っている人は佐野くん、友澤くん、仲澤さん、それに…………

「まぁ、なんにせよ今の時点じゃ情報も少なすぎる。

今はモニターの中の三人の無事だけを祈ろうぜ」

「うん…………そうだね」


僕らはモニターへと視線を再び戻すのだった。