ブース04。
第十八問。
モンテッソーリ ー ハラネカ
ルソー ー ラムアサナ
ボウルビー ー タリナリハ
ボウルビーとの組み合わせとして正しいものは?
①サバヤタ
②オクナマヤ
③タリナリハ
④ロサハタニ
小池っちは頭を抱えていた。
「くそっ、もうワケわかんないよ。
意味のあるのかないのかも分からない単語なんて覚えられるわけがないじゃないか」
連合学習において単語の有意性は非常に大きな影響を与える。
人の記憶というものは短期記憶・中期記憶・長期記憶というものに区別される。
「①か②か?どっちも聞いた気がするけど、どっちも聞いたことない気もする」
その中で短期記憶というものには容量が存在する。
それを専門的な言葉で『7±1チャンク』というのだが、これは老若男女によっての違いはない。
短期記憶とは短い時間のみに対して行われる記憶であり、例えば電話帳で調べた電話番にすぐに電話をかける場合にはこの短期記憶の回路を使っている。
例として以下の電話番号を記憶するとする。
『090-42#5-7641』
この時、素直に覚えようとすると「0,9,0,4,2,#,5,7,4,1」というように11の数字を覚えなくてはいけない。
この覚えなくてはいけない個数(群)をチャンクという単位で数えると、人間の記憶容量は7±1チャンクであるから、瞬時に記憶できるのは6~8の数までになる。
だが、恐らく多くの日本人は10ケタを覚えることができる。
これは日本人の記憶力が優れているからではなく、チャンクのもつ性質によるものだ。



