妖怪なんて見たくない!





「黎明、きさまっ………!」



その時。





「元当主、道元孝志郎」





一際、威厳のある声が聞こえる。






「……………っ藤宮(ふじみや)さま……っ」



入り口の方に立つ、
着物を着たおばあさん。



それを見て、
道元さんは怯えた顔になった。