妖怪なんて見たくない!



『七波サマー?』

『公園に着きましたよー?』


はっ!


いけない。
ぼーっとしてた。


「役目は果たしたでしょ。おつかれさまー。

はい、みんな解散!」


周りの登校する生徒たちに怪しまれないよう、コソコソと話しかけると。


ぞろぞろと騒がしい妖怪たちは可愛いことに素直で。


『はい。皆のものまた七波さまのお帰りの時に!』

『ばいばーい』

『またねー、七波さまー』


なんて、各々好きな方向へ散っていく。