パッと目が覚めた。 息切れが激しいのと汗をたくさんかいているのは熱や夏のせいだけではないはず。 「目覚めたか、魘されていたみたいだが大丈夫か?」 その声にハッとなって横を見ると心配と悲しみを目に宿している陽くん。 ...気づかなかった。 「大丈夫だよ、帰ってきてたんだね。 おかえりなさい。 ご飯、作ろうか?」 そう言いベッドから体を出そうとすると戻された。 「んや、飯は俺が作るからお前は寝てろ。 なあ……、」 そこで間を起きなにかを言うか言うまいか迷っている様子をみせる陽くん。