「シロウ!ちょっと、落ち着いて!」
シロウに声をかけると、さらに激しく暴れられる。
なんで暴れてるの?とケージを見ると………
人参が、無い。
「もしかして、人参がなくなって怒ってる?」
冷蔵庫に少し残していた人参があったな。
と思い、取りに行く。
冷蔵庫から人参を取り出し、洗う。
洗ったそれをシロウに見せると
ピタッ!と暴れるのをやめた。
「お邪魔しまーす。」
ユミがそっとリビングに入る。
「あ、シロウがいるから少し離れた所に座ってて」
ユミに声をかけ、人参をケージに入れようとした時
ダンっ!と大きな音がした。
「えっ?」
ユミがシロウを見る。
つられて、私もシロウを見ると足をケージの床に叩きつけていた。
あちゃぁー、ユミすごい警戒されてる。
「シロウ、あの人は私の友達だよ。」
ユミを指さしてシロウに言ってみるも
足ダンを辞めようとはしない。
「………困ったな。」
うどんの時とは違い、手がなかなかつけられない。
「………シロウ、やめないなら人参仕舞うよ。」
人参を持ってケージから離れると
足ダンがピタッ!と止まる。
「お、やめたかな?」
と人参をケージに入れると、シロウは人参をガジガジとかじり出した
「人参好きーめ。」
すくっと立ち上がり、お茶の用意をする
「コーヒーとお茶、どっちがいい?」
ユミに訊ねると
「コーヒー」
とだけ言われた。
「ブラック?」
「いんや、ミルクだけつけて」
「はいよー」
ユミはコーヒーに砂糖を入れない。
私は甘党だから砂糖3杯くらい入れちゃうんだけどね
ほんと、そこだけは尊敬するよ。
インスタントコーヒーをマグにスプーン1杯入れ、お湯を注ぐ。
コーヒー用のクリームと自分が入れる角砂糖、マグ2つを盆に乗せて
ユミの待つリビングに向かう。
すると、「シロウちゃん可愛いねぇー」とユミはシロウの撮影会をしていた。
「何しとんじゃい、おどれは。」
じろっ、とユミを見ると
「シロウちゃんが可愛くて………」
とはにかんだ。
む、シロウの可愛さがわかるとは………
なかなかやるなぁ。
「でしょ?シロウはねー、寝てる時がもう一番可愛いんだけどね」
と1人で悶絶していると
キッモ、と言われた。
酷いぞ。それが友達に対して言う言葉か。
テーブルに盆を置き、ケージに近付く。
「シロウはそんなこと思わないもんね?」
とケージに指を入れると
ふんっ!と鼻息を再びかけられた。
「oh...、立ち直れないかも。」
べそべそと泣くふりをしていると
「あ、そ。」
と言われた。
慰めろよ。そこは慰めるのが暗黙のルールってやつでしょうよ。
カタン、と椅子に座るユミを睨めば
「どっちのがアタシの?」
と聞かれた。
「………ミント色のドットのヤツ。」
「りょかー」
ユミはそう言うとミント色のマグにコーヒー用のクリームを入れた。
「ん、うまー。」
と顔をほころばせるユミ。
「………ねーね、シロウにリボンつけたいんだけど何色がいいと思う?」
シロウの鼻をくすぐりながら問えば、
「オスなのにリボンつけるの?」
と言われてしまった。
「いいじゃん、ウサギにリボン。
可愛いじゃん。」
ねえ?とシロウに同意を求めるとふんっ!と鼻を鳴らされた。
「シロウちゃんがいいなら赤いのがいいと思うなぁ。」
ユミはコーヒーを啜りながら言った。
今度、つけてみよう。
密かに想像して、にやけてしまったのは私だけの秘密。
シロウに声をかけると、さらに激しく暴れられる。
なんで暴れてるの?とケージを見ると………
人参が、無い。
「もしかして、人参がなくなって怒ってる?」
冷蔵庫に少し残していた人参があったな。
と思い、取りに行く。
冷蔵庫から人参を取り出し、洗う。
洗ったそれをシロウに見せると
ピタッ!と暴れるのをやめた。
「お邪魔しまーす。」
ユミがそっとリビングに入る。
「あ、シロウがいるから少し離れた所に座ってて」
ユミに声をかけ、人参をケージに入れようとした時
ダンっ!と大きな音がした。
「えっ?」
ユミがシロウを見る。
つられて、私もシロウを見ると足をケージの床に叩きつけていた。
あちゃぁー、ユミすごい警戒されてる。
「シロウ、あの人は私の友達だよ。」
ユミを指さしてシロウに言ってみるも
足ダンを辞めようとはしない。
「………困ったな。」
うどんの時とは違い、手がなかなかつけられない。
「………シロウ、やめないなら人参仕舞うよ。」
人参を持ってケージから離れると
足ダンがピタッ!と止まる。
「お、やめたかな?」
と人参をケージに入れると、シロウは人参をガジガジとかじり出した
「人参好きーめ。」
すくっと立ち上がり、お茶の用意をする
「コーヒーとお茶、どっちがいい?」
ユミに訊ねると
「コーヒー」
とだけ言われた。
「ブラック?」
「いんや、ミルクだけつけて」
「はいよー」
ユミはコーヒーに砂糖を入れない。
私は甘党だから砂糖3杯くらい入れちゃうんだけどね
ほんと、そこだけは尊敬するよ。
インスタントコーヒーをマグにスプーン1杯入れ、お湯を注ぐ。
コーヒー用のクリームと自分が入れる角砂糖、マグ2つを盆に乗せて
ユミの待つリビングに向かう。
すると、「シロウちゃん可愛いねぇー」とユミはシロウの撮影会をしていた。
「何しとんじゃい、おどれは。」
じろっ、とユミを見ると
「シロウちゃんが可愛くて………」
とはにかんだ。
む、シロウの可愛さがわかるとは………
なかなかやるなぁ。
「でしょ?シロウはねー、寝てる時がもう一番可愛いんだけどね」
と1人で悶絶していると
キッモ、と言われた。
酷いぞ。それが友達に対して言う言葉か。
テーブルに盆を置き、ケージに近付く。
「シロウはそんなこと思わないもんね?」
とケージに指を入れると
ふんっ!と鼻息を再びかけられた。
「oh...、立ち直れないかも。」
べそべそと泣くふりをしていると
「あ、そ。」
と言われた。
慰めろよ。そこは慰めるのが暗黙のルールってやつでしょうよ。
カタン、と椅子に座るユミを睨めば
「どっちのがアタシの?」
と聞かれた。
「………ミント色のドットのヤツ。」
「りょかー」
ユミはそう言うとミント色のマグにコーヒー用のクリームを入れた。
「ん、うまー。」
と顔をほころばせるユミ。
「………ねーね、シロウにリボンつけたいんだけど何色がいいと思う?」
シロウの鼻をくすぐりながら問えば、
「オスなのにリボンつけるの?」
と言われてしまった。
「いいじゃん、ウサギにリボン。
可愛いじゃん。」
ねえ?とシロウに同意を求めるとふんっ!と鼻を鳴らされた。
「シロウちゃんがいいなら赤いのがいいと思うなぁ。」
ユミはコーヒーを啜りながら言った。
今度、つけてみよう。
密かに想像して、にやけてしまったのは私だけの秘密。

