その日の授業は全て、頭には入ってこなかった。
考えることは全てシロウのこと。
お腹すかせてないかな
お水飲んでるかな
トイレとか、大丈夫かな
具合が悪くなってたらどうしよう………
そんなことばかりを考えていたせいで
先生にしこたま怒られてしまった。
「…………きいてよぉ、担任がさぁ」
さっきあったことを愚痴ると
「それはあんたが悪いでしょ。」
と言われてしまう。
「なぬっ?!
シロウの事を考えるなと?!そう言いたい訳?」
プクッ!と膨れながらユミに言うと
「そうじゃないけどさ、過保護すぎるよ。」
と言われてしまう。
「過保護じゃないですよぉーだ。
ユミだってシロウを見たら絶対この気持ち分かるもん。」
ふんっ!と鼻を鳴らすと
「あんた、これでもモテてんだから
少しは自重しなさいよ?」
とユミは笑う。
モテ………?
「モテってなに?
私はシロウがいたらそれで幸せだよ?」
ペットショップに向かいながら、ユミに問えば、
「うっそ!信じられない!」
と言われてしまった。
どういうことだゴルァ………。
「あんたさぁー、絶っっっ対!損してる!」
ユミは私の肩をガッ!と掴むと、そうはっきりと断言する。
「損?して無いよ。
シロウがいたらもうそれだけで人生得してるようなもんだもーん!」
ユミの手を肩から退けて、くるりと一回転する。
「ほら、シロウのリード買いに行こっ!」
ペットショップはもうすぐそこだ!と走ると「全く………。」とユミは呆れたように私のあとを追ってきた。
「早くシロウと散歩したいなぁー」
ペットショップに入るとそこには数々のペット用品が並べられていた。
「おお!この給水ボトル可愛い!」
ウサギ・モルモット用
と書かれた給水ボトルを手に取る。
家にあるの地味だしなぁー
でも、高いなぁ。
今日はリード買いに来ただけだし今度にしよう。
とそれを棚に戻す。
キョロ……、とあたりを見回すと一緒に入ったはずのユミが居なくなっていた。
「あ、あれ?ユミ?」
わやわやと焦りながらユミを探す。
「ユミ?」
ちょっと………、早く出てきてよ
「………ユミ?」
どうしよう、どこにいるの?
恐怖を覚えた………その瞬間。
「彩柚、ウサギ用のリード………
って、どうしたの?」
真後ろでユミの声がした。
「や、いなくなったかと思った。」
とふるえる声で言えば
「真面目にリード探してましたぁー」
と膨れられる。
「………ぅ、ごめん。」
小さな声で謝ると「シロウちゃんってオスでしょ?」と問われる。
「うん。オスの子。」
どうかした?
と訊ねると「赤いのと青いの、どっちがいい?」と聞かれた。
「赤いの…かな。
シロウの目の色にソックリ。」
赤い、リードを手に取れば
「じゃ、会計してきなよ。」
と背を押された。
会計を済ませ、家に帰ると………
シロウがケージの中で暴れていた。
考えることは全てシロウのこと。
お腹すかせてないかな
お水飲んでるかな
トイレとか、大丈夫かな
具合が悪くなってたらどうしよう………
そんなことばかりを考えていたせいで
先生にしこたま怒られてしまった。
「…………きいてよぉ、担任がさぁ」
さっきあったことを愚痴ると
「それはあんたが悪いでしょ。」
と言われてしまう。
「なぬっ?!
シロウの事を考えるなと?!そう言いたい訳?」
プクッ!と膨れながらユミに言うと
「そうじゃないけどさ、過保護すぎるよ。」
と言われてしまう。
「過保護じゃないですよぉーだ。
ユミだってシロウを見たら絶対この気持ち分かるもん。」
ふんっ!と鼻を鳴らすと
「あんた、これでもモテてんだから
少しは自重しなさいよ?」
とユミは笑う。
モテ………?
「モテってなに?
私はシロウがいたらそれで幸せだよ?」
ペットショップに向かいながら、ユミに問えば、
「うっそ!信じられない!」
と言われてしまった。
どういうことだゴルァ………。
「あんたさぁー、絶っっっ対!損してる!」
ユミは私の肩をガッ!と掴むと、そうはっきりと断言する。
「損?して無いよ。
シロウがいたらもうそれだけで人生得してるようなもんだもーん!」
ユミの手を肩から退けて、くるりと一回転する。
「ほら、シロウのリード買いに行こっ!」
ペットショップはもうすぐそこだ!と走ると「全く………。」とユミは呆れたように私のあとを追ってきた。
「早くシロウと散歩したいなぁー」
ペットショップに入るとそこには数々のペット用品が並べられていた。
「おお!この給水ボトル可愛い!」
ウサギ・モルモット用
と書かれた給水ボトルを手に取る。
家にあるの地味だしなぁー
でも、高いなぁ。
今日はリード買いに来ただけだし今度にしよう。
とそれを棚に戻す。
キョロ……、とあたりを見回すと一緒に入ったはずのユミが居なくなっていた。
「あ、あれ?ユミ?」
わやわやと焦りながらユミを探す。
「ユミ?」
ちょっと………、早く出てきてよ
「………ユミ?」
どうしよう、どこにいるの?
恐怖を覚えた………その瞬間。
「彩柚、ウサギ用のリード………
って、どうしたの?」
真後ろでユミの声がした。
「や、いなくなったかと思った。」
とふるえる声で言えば
「真面目にリード探してましたぁー」
と膨れられる。
「………ぅ、ごめん。」
小さな声で謝ると「シロウちゃんってオスでしょ?」と問われる。
「うん。オスの子。」
どうかした?
と訊ねると「赤いのと青いの、どっちがいい?」と聞かれた。
「赤いの…かな。
シロウの目の色にソックリ。」
赤い、リードを手に取れば
「じゃ、会計してきなよ。」
と背を押された。
会計を済ませ、家に帰ると………
シロウがケージの中で暴れていた。

