「担任って、誰だ?」 きょとんとした先生に、翔空が腕の中のあたしをひょこっと覗き込みながら答える。 「陽川センセーだよ。ね?シキ?」 「あ、う、うん…!翔空、お願いだから離して」 「だめ。俺寂しいもん。今シキ充電中なのー」 さ、寂しいって……とあたしが面食らっていると、その様子に苦笑しながら先生が「ちょっと待ってろよ」と職員室に戻っていった。 「……この変態野郎。詩姫を離せ」 先生がいなくなった途端、なっちゃんが翔空を睨みつけた。