なんとかその衝動を抑えて、振り返らずに歩く。 それにしても、シキちゃんの家がこんなに俺の家に近いなんて思わなかった。 歩いて10分くらいで自分の家に着いた俺は、そのままソファに寝っ転がる。 そういえば、昔一目惚れした子も黒髪だったなー。 たった一度、公園で見かけただけ。 名前も知らないその子は、それ以来いつ公園に行っても会える事はなかった。 俺って一目惚れ気質? ……ま、どーでもいっか。