キミと初恋、はじめます。



「……な、んで」




ふわふわの明るい茶色の髪。



まるで絵本の中から飛び出してきたような、その容姿と雰囲気。




「やっとつかまえた。シキ」



「っ……どう、して……」




キミが、ここにいるの?



「自分の王子が寂しがりなの忘れたのー?俺の前世ウサギなんだから、寂しくさせたら死んじゃうんだからね?」



「なんで……?」



「さっきからそれしか言ってないよ」