キミと初恋、はじめます。



〝~♪例えば世界でただ一人

キミと繋がる運命の相手がいるのなら~♪〟




あたしの好きな歌……


あたしとお兄ちゃんが好きな歌。



気づいたら口ずさんでいた。



誰もいない静かな公園に、あたしの歌声が小さく響き渡る。



大切な人へ届けたい想いを歌詞にしたこの歌は、あたしの心に響くもの。



この歌を誰よりも伝えたい人が、あたしにはいる。



届くはずもないけれど、あたしは悲しい星達を見上げながら歌い続けた。