キミと初恋、はじめます。




「じゃあそれは、あたし達の魂の運命なんだね」



『魂の運命?』



「そう。 何度生まれ変わっても、惹き寄せられる運命なら、それはあたし達の魂の運命でしょ? 離れる事は無い、特別なものだって思わない?」



『離れる事は無い、特別なもの…か。そーだね。きっとそーゆー事だよ』



二人で笑いあって、たわいもない話をして。



距離は離れているけれど、電話と電話で繋がってる。


それだけで、心はすごく温かくて。



早く会いたい。



その思いが、より一層強くなった気がした。