『俺、こんなに人を好きになるなんて思わなかったよ』
「と、翔空?」
『たった2日離れてるだけで、こんなにも会いたくなる。 抱きしめたくなる。 キスしたくなる。 そんなの、俺の生涯でシキだけってこと』
「っ〜〜!」
ほんっとに、心臓に悪い!!
照れ屋なくせに、そういう事をサラッと言えちゃうんだもん。
あたしの心臓がもたないよ!
こうなったら……
「あ、あたしだって、生涯、翔空より好きになる人なんて、ぜっったい出来ない!」
『っ……仕返しのつもり?』
み、見透かされた!?
『……もう、めちゃくちゃにしたい。俺だけで埋まればいいのに』
「も、もう埋まってます!」
あたしの頭の中は、とっくに翔空の事しかありません!
このままだと頭がショートしそうだ。
火照った顔を冷ますように部屋の窓を開け、ベランダに出た。



