「……翔空っ!祐介くんも、ゲストとして一緒にいいよね?」
「はっ?えっちょっ、シキちゃん!?」
「えー、うん、それはいいけど。そうなるとシキがひとりになっちゃうんだよね。それは困る…かも?」
この際あたしが1人なんてどうでもいい!
だって祐介くん、学園の王子さまの翔空と同じくらいモテてるんだよ?
なんか翔空のオーラに隠れぎみだけど、すごく整った顔してるし、ノリもいい。
翔空との漫才みたいなものが、女子には人気なんだってこの間、なっちゃん言ってたし。
あたしがお願い!と翔空の服を掴むと、翔空は少し考えた後頷いた。
「じゃ、シキも一緒に出よー」
「……は?」
全く予想だにしなかった言葉が返ってきて、あたしは目を大きく見開いた。



