キミと初恋、はじめます。



「……俺、彼氏だよな……?」



呆然とその背中を見つめて、ぽつりと呟く祐介くんの頭を撫でてあげた。


なんか気の毒だ、祐介くん。


でもなっちゃんはイケメンだから、仕方が無いと思って受け入れよう。



「って、翔空は?」



そういえば、祐介くんはいるのに翔空の姿が見えない。


どこに行ったのかな…?



「ここに追いかけて入って来るまでは一緒だったんだけど……いないな」



お兄ちゃんを見ても、首を竦めるだけ。


3人で顔を見合わせて首を傾げた。