キミと初恋、はじめます。



「頑張って!委員長っ」


好きな奴にモテたいってことは、好きな子がいるって事だもんね!

応援してるよ、委員長!



「……華沢、今幸せか?」


「へ?」



突然真面目な顔であたしに向き合った野村くんに、驚いていると


「ちょっと誰かー!買い出し行ってきてよー!」


という声が響き渡った。



「……俺、行ってくるよ。華沢と」


えっ!?

その声にいち早く反応し、手をあげた野村くんはあたしに聞く前にそう答えていた。



「あー、じゃお願い!これ足りない物のメモだから」


「うっす。華沢、行くぞ」

「えぇっ!?」



あたしの手をつかんで走り出した野村くんに、転ばないように必死に足を動かす。


な、な、なに!?