私、あなたを呪ってマス! ~こちびOLと凶悪な先輩、芹沢彰人の日常~

「おにいちゃんーっ。
 もう勘弁してーっ」

 負けるたび、無言で配り続ける自分に、花音が叫ぶ。

「いや、俺が勝つまで寝かさないぞ。
 かと言って手を抜くとか許さないからな」

 そう言ったとき、やっぱり、持ってきていた携帯が震えたので思わず見たが、迷惑メールだった。

 腹立ち紛れに花音のベッドに投げつける。

 時計を見、まあ、こんな時間にあの女が起きてるわけもないか、と思った。

 家に居るときは、九時には寝てそうだ、とあの小春の白いすべすべの肌を思い出す。