今日は呑んではいなかった彰人が家まで送ってくれた。
「此処がお前の家か。
結構大きな家だな」
と言うが、いや、あのマンションの前ではどうなんですかね、と思っていた。
「よし、ご挨拶をしよう」
なんて!?
「いえ、あのっ。
結構ですっ」
なんてご挨拶するつもりだっ。
お試しで付き合っている彼氏です?
姉に続き、妹まで訳のわからないことを言い出したら、親が倒れてしまう、と思いながら、
「今日は親居ませんっ」
とか、いろいろ言って、小春は彰人を帰そうとした。
「家に灯りついてるじゃないか」
「あれは姉ですっ」
「お姉さんが居たのか」
「はあ――」
と言いかけ黙ると、
「今、なんの言葉を飲み込んだ?」
と鋭く追求されてしまう。
「きょ、巨乳で美人の姉が居ます」



