「こちび……?」 戻ってきてみると、案の定、小春は彰人の部屋には居なかった。 隣の部屋のドアを開けると、小春はベッドで気持ち良さそうに寝ていた。 ぼちぼち呑んでたからな、と思いながら、そのこちびな感じの寝顔を入り口から見つめ、笑う。 可愛いな……。 構いたくなる可愛さだ、と思う。 恋とかいうのとは違うかもしれないが、と思いながら、 「おやすみ」 と声をかけ、扉を閉めた。