私、あなたを呪ってマス! ~こちびOLと凶悪な先輩、芹沢彰人の日常~

 いや……さっきからずっと一緒で、緊張してはいないが。

 いざ、改めて付き合うとなると、きっと無理。

 そんなことを考えていたら、彰人が目を覚ました。

 一瞬、小春が誰かわからなかったらしい。

「ああ……こちびか」
と間を置いて言う。

 今、誰だと思ったんですか?

 誰かと間違わなかったですか?

 なんか腹立ってきましたよ。

 そういえば、この人を呪ってたんだった、と決意新たに立ち上がったが、いきなり腕を引っ張られた。

 うわっ、と彰人の上に倒れ込む。

 すると、彰人に、
「重いな」
と言われた。

「いや、貴方が引っ張ったんですよね」
とまだ離さない彰人を見て言うと、

「こちびはこんなに重くなかった」
と文句を言ってくる。

「猫じゃないんでっ」