この王様と手をつないで歩いてたなんて知れたら、明日は、きっとリンチだ。
こちびの癖に生意気だっ、とか言われてっ、とひとり妄想に耽っていると、彰人が、
「……お前、すごい顔色だが、大丈夫か」
と訊いてきた。
「貴方のせいじゃないですかーっ。
だいたい、デートってなにするんだろうなってなんですかっ」
いつもしてるでしょーっと訴えてみたのだが、
「いや、したことはない」
と言ってくる。
は?
「なんだかわからないが、女の子に引っ張り回されることはあるが、自分がデートしようと思ったことはない。
そういえば、奴らは手をつなぎたがるから、手をつないだら、デートなんだろうと思っただけだ」
なあ? と確認され、
「……どうですかね?」
と答えてしまう。
それを見て彰人が鼻で笑った。
「どうせ、お前もちゃんとデートとかしたことないんだろうから、訊いても無駄か」
「ありますよ」
と言うと、彰人が、なにっ? と振り向く。
こちびの癖に生意気だっ、とか言われてっ、とひとり妄想に耽っていると、彰人が、
「……お前、すごい顔色だが、大丈夫か」
と訊いてきた。
「貴方のせいじゃないですかーっ。
だいたい、デートってなにするんだろうなってなんですかっ」
いつもしてるでしょーっと訴えてみたのだが、
「いや、したことはない」
と言ってくる。
は?
「なんだかわからないが、女の子に引っ張り回されることはあるが、自分がデートしようと思ったことはない。
そういえば、奴らは手をつなぎたがるから、手をつないだら、デートなんだろうと思っただけだ」
なあ? と確認され、
「……どうですかね?」
と答えてしまう。
それを見て彰人が鼻で笑った。
「どうせ、お前もちゃんとデートとかしたことないんだろうから、訊いても無駄か」
「ありますよ」
と言うと、彰人が、なにっ? と振り向く。



