私、あなたを呪ってマス! ~こちびOLと凶悪な先輩、芹沢彰人の日常~

「一緒に帰ればいいだろ」

「代行は家までしか行かないですよね?」

「うちに泊まればいいじゃないか」

 ……ちょっと話についていけなかったので、もう一度、訊いてみる。

「代行は家までしか行かないですよね?」

「うちに泊まればいいじゃないか」

「……なんでですか」

「だって、付き合ってるんだから、いいだろう」
と彰人は言う。

「誰がいつ、付き合うとか言いましたーっ!?」

「付き合うとも言ってないが、付き合わないとも言ってないだろうが」

 貴方の中では、それでもう付き合う話になるわけですかーっ? イケメン様っ!

 誰か、この人、なんとかしてくださいーっ、と思っているうちに、彰人は代行に電話し、
「ほら行くぞ」
と腕をつかんで、小春をホテルから引っ張り出していた。