私、あなたを呪ってマス! ~こちびOLと凶悪な先輩、芹沢彰人の日常~

 でも、やっぱりなー、とか考え、ぼうっとしている間に彰人の仕事は終わったようだった。

 同じ人間でも、時間の使い方が全然違うな、とちょっと反省する。

 自分が、ただ、ぼんやりとしている間に、彰人は、かなりの量の仕事を終わらせていたからだ。

 なんとなく、人間として、スミマセン、と思っていると、立ち上がった彰人が、椅子にかけていた上着を取りながら、
「待たせたな。
 そうだ、お前、なにか食べたか?」
と訊いてくる。

「は?」

「なにか食べてくか?」
と特に深い意味もなさそうに、軽く訊いてきた。