私、あなたを呪ってマス! ~こちびOLと凶悪な先輩、芹沢彰人の日常~

 彰人はひとつ、溜息をついたようだった。

「ちょっと出るか」
と言い、軽く頭を叩いてくる。

「どうぞどうぞ」
という声がして、ん? と振り向くと、母親が彰人に自分を押しつけんばかりの笑顔で見送っていた。

 ……居たんですね、お母さん。