私、あなたを呪ってマス! ~こちびOLと凶悪な先輩、芹沢彰人の日常~

「あんな男が現れたら、さすがの菅野も諦めると思ったんだけど、結構しつこかったわね」

 確かに……。

「お、おねーちゃんは、班長の何処がそんなにいいの?」

 申し訳ないが、ちょっと疑問に思って訊いてみる。

 確かに班長は格好いいかもしれないけど、モテモテのお姉ちゃんが揺らがず、何年もこだわるほどかな、と失礼なことを思ってしまったからだ。

 すると、千鶴は、赤くなり、
「……格好いいじゃないのよ。
 頼りになるし。

 あのがっしりとした胸筋とか。
 身体も好き」
と言ってくる。

 千鶴とは思えない恥じらうような口調に、お姉ちゃん、めちゃ可愛いっ、と思ってしまった。

「そういうの、班長にも言ってるの?」

「いっ、言うのは言ってるのよっ。
 でも、なんだかこう、言うとき、つい、上から目線になっちゃってっ」