小春ちゃん、と井川が頬に触れ、キスしてこようとする。
半泣きになった小春は、井川に悪いと思いながらも、
「……私、こんなことされるなんて、隙があるんですかね?」
と訊いていた。
だが、自分に対して文句を言う小春を何故か井川は目を細めて見ている。
「隙?
隙なんてないよ」
と囁くように言う彼に問う。
「そうですか?」
では、なぜ、こんな目に、と思っていると、井川は、
「隙はないけど、彰人と居るようになってから、小春ちゃん、なんか色気があるよ」
と言ってくる。
「……あ、ありがとうございます?」
礼を言うところではない気もしたのだが、そんなこと言われたこともないので、つい、言ってしまう。
「彰人にもなんかされた?」
キス以外に、と訊かれた。
「されてません。
たいしたことは。
……それに、最近は、彰人さん、なんだか私を避け気味で」
と暗くなると、人の良い井川は、そんなことないよ、と言ってくれる。
半泣きになった小春は、井川に悪いと思いながらも、
「……私、こんなことされるなんて、隙があるんですかね?」
と訊いていた。
だが、自分に対して文句を言う小春を何故か井川は目を細めて見ている。
「隙?
隙なんてないよ」
と囁くように言う彼に問う。
「そうですか?」
では、なぜ、こんな目に、と思っていると、井川は、
「隙はないけど、彰人と居るようになってから、小春ちゃん、なんか色気があるよ」
と言ってくる。
「……あ、ありがとうございます?」
礼を言うところではない気もしたのだが、そんなこと言われたこともないので、つい、言ってしまう。
「彰人にもなんかされた?」
キス以外に、と訊かれた。
「されてません。
たいしたことは。
……それに、最近は、彰人さん、なんだか私を避け気味で」
と暗くなると、人の良い井川は、そんなことないよ、と言ってくれる。



