めぐる、めぐる、ヒカリ

飛鳥も雪も決して私の方を見ない。

避けられているならまだマシだけど、二人の態度はそうじゃない。

まるで、私なんて存在していないかのように二人で楽しそうにお喋りを続けている。

二人は私と友達だった過去すらも無かったことにしたいんだ。
ずっと仲良し2人組だったように、最初からその輪の中に私はいなかったかのように二人は振舞っていた。


私はまっすぐに自分の席に向かった。

斜め前の席の勇平と一瞬、目が合ったけどすぐにぱっと顔を背けられた。

もうショックは受けなかった。

朝のHRの間、私はずっと担任を睨みつけていた。
30代の女の先生。好きでも嫌いでもなかったけど、今日、死ぬほど、死んで欲しいと思うほど嫌いになった。


どうして、あんな嘘だらけのメールを送ってきたの??

お前を待ってる人なんて誰もいない。

お前の居場所はもう無いよ。

正直にそう言ってくれた方が、どれだけ良かったか。


私の視線に気がついた先生が、気まずそうに顔を逸らした。