恋した彼は白金狼《プラチナウルフ》

「あ」

「瀬里……」

屈んだ旬の顔が近付いて、私の唇に柔らかい感覚が広がった。

ゆっくりと顔を離して旬が私を覗き込むから、カアッと顔が熱くなる。

「あ、あの旬、飲み物……」

「……そんな事よりさ、瀬里」

旬が私の手を引いてソファに座らせると、隣に腰を下ろした。

「旬……?」

旬がテーブルに置いたDVDがカシャンと鳴る。

それから私の腰に腕を回すと、旬は私の首筋に顔を埋めて囁いた。

「……瀬里、俺とシたくない?」

「えっ?」