恋した彼は白金狼《プラチナウルフ》

「や、やったあ!」

「やったあって、お前」

「あっ」

思わず叫んでしまった私を、先輩がジッと見つめた。

「ひゃ!あ……の」

う、そ。

突然、先輩の手が触れた。

テーブル越しに、先輩がこっちに向かって手を伸ばし、大きな手が私の頬をフワリと包んだ。

信じられない。

なんで?どうして?

時間が止まったみたいな感覚。

もう、心臓がこれ以上ないほどバクバクしてる。