「真奈美、ごめんね。あの時バカなこと言って…真奈美はいつもこうして私のこと助けてくれるのに…ホントごめんなさい」




「いいの、そんなこと。もう気にしてないから!誰にでも自分に必死になることはあるよ」



真奈美がいてくれてよかった。



すると真奈美の表情が突然変わった。



「それよりさっき沙羅の家の前で不審な人見たの!」


「うそっ…どんな人?」



「暗くてよく見えなかったけど、たぶん男だった。玄関の前をうろうろしてて、私が近づいたら走ってどこかに行っちゃったけど」



じゃあさっきのチャイム鳴らしたのは
その男…?



「真奈美、もう私この家にはいられないよ。ツイマーに家の住所が…」



真奈美にツイマーの内容を見せた。