「あ、うん。大丈夫…」
「沙羅も亜矢ちゃんを目標にしてたし、憧れてたから辛いよね。私、絶対犯人許さない。はやく見つかって犯人も捕まればいいのに」
真奈美の言葉を聞いた後、私はバンッと机に手をついて立ち上がった。
「なにそれ…真奈美は私よりも亜矢がいいの⁉︎ずっと親友の私より亜矢を応援してたわけ?」
「ちょっと沙羅?なに言って…」
「どうせ真奈美も亜矢なんでしょ。私がツイマーでどんだけ批判されたかも知らないで…
そんなに亜矢がいいなら、どこでも捜しに行けばいーじゃない‼︎」
そう言い捨てると、私は教室を飛び出した。
なによ。
みんなして、真奈美まで亜矢亜矢って。
あんたたちは亜矢がいないと
生きてけないわけ?