「真奈美、おはよう!」


私が真奈美に微笑えむとクラスのみんなは、


「うそ‼︎あの黒瀬さん⁉︎」「全然わからなかった‼︎」「てか急にどうしちゃったの⁉︎」


私の地味な姿から一変した変わり様に天地がひっくり返ったように驚いていた。


「沙羅…いきなりどうしたの?なんかあったの⁇」


真奈美は目を丸くして聞いてきた。


「なにかいいことでもあったの?もしや恋とか⁉︎」


「恋ではないけど、まあちょっとね」


私はふふっと流した。