「あった」



薄いピンクのグロス。若い子に人気NO.1と書かれていた。



「そちらの商品、今すごく人気なんですよ。よかったらお付けしましょうか?」



髪を後ろでお団子にした綺麗な女性店員が来た。


「はっはい」



店員さんは丁寧に唇にグロスを塗ってくれた。