「でも、高校生になったからと言って、勉強を怠ってはいけませんよ」
「分かってる!翔に教えてもらうから大丈夫!」
「じゃぁ、家庭教師にアカツキ付けようか?」
「それは辞めとく…」
毎日アカツキの授業を受けている晶は、学校の先生になるのが夢らしい。
他にもみんな夢を持っている。
沙弥佳は、ウェブデザイナー 。
佳絵羅お姉ちゃんは、ファションデザイナー。
史絵は、幼稚園の先生。
咲楽は、小説家。
そして、私は……。
(私は、何をやりたいのかな?)
たまに自分の未来を想像してみることがある。
自分は、何処で何の仕事をしているのか、その隣には誰がいるのか。
そこで、ちょっとだけ私の頬が熱くなる。
私が想像する未来は、隣には奈津がいて、そこには子供もいる。
そんな幸せな未来。
(てか、そこまで私と奈津が一緒に居られるか分からないけど…)
出来るならば、これから先ずっと隣にいたい。
奈津の夢は、世界でサッカーをすること。
奈津なら夢を叶えられると思っている。
そんな奈津に、私は釣り合う夢があるのかな?
「望美?」
「何でもない」
私たちは、学園へと向かった。
「分かってる!翔に教えてもらうから大丈夫!」
「じゃぁ、家庭教師にアカツキ付けようか?」
「それは辞めとく…」
毎日アカツキの授業を受けている晶は、学校の先生になるのが夢らしい。
他にもみんな夢を持っている。
沙弥佳は、ウェブデザイナー 。
佳絵羅お姉ちゃんは、ファションデザイナー。
史絵は、幼稚園の先生。
咲楽は、小説家。
そして、私は……。
(私は、何をやりたいのかな?)
たまに自分の未来を想像してみることがある。
自分は、何処で何の仕事をしているのか、その隣には誰がいるのか。
そこで、ちょっとだけ私の頬が熱くなる。
私が想像する未来は、隣には奈津がいて、そこには子供もいる。
そんな幸せな未来。
(てか、そこまで私と奈津が一緒に居られるか分からないけど…)
出来るならば、これから先ずっと隣にいたい。
奈津の夢は、世界でサッカーをすること。
奈津なら夢を叶えられると思っている。
そんな奈津に、私は釣り合う夢があるのかな?
「望美?」
「何でもない」
私たちは、学園へと向かった。



