『うーん!美味しい!!』
ルルは、嬉しそうに空中を舞う。
『ほんと、甘いもの好きだよな』
『ハヤテは嫌いだっけ?』
『嫌いじゃないけど、あまり好きじゃない』
ルルもハヤテも楽しそうで良かった。
「望美」
「なに?…ん」
突然、奈津がパンケーキを私の口の中に運んだ。
「上手いだろ?」
「う、うん…」
び、びっくりした……。
私もお返しで、自分のパンケーキをフォークで取って奈津に向ける。
「ほら、奈津も」
「お、俺はいいよ!」
「だって、私だけ貰うわけにも行かないよ。ほら」
「……」
奈津は、ためらったあと、口を開いてパンケーキを食べる。
「美味しい?」
「ま、まぁ…、美味いな」
奈津は、顔を真っ赤にさせてそっぽを向く。
『凄い!まるでファーストバイトみたい』
「「え?!」」
ルルの言葉に私たちは、お互いの顔を見る。
『いや、ちょっと違うだろ。ファーストバイトは、結婚式にやるものだろ?』
「け、結婚式……」
私の中で結婚式の風景が浮かぶ。
ルルは、嬉しそうに空中を舞う。
『ほんと、甘いもの好きだよな』
『ハヤテは嫌いだっけ?』
『嫌いじゃないけど、あまり好きじゃない』
ルルもハヤテも楽しそうで良かった。
「望美」
「なに?…ん」
突然、奈津がパンケーキを私の口の中に運んだ。
「上手いだろ?」
「う、うん…」
び、びっくりした……。
私もお返しで、自分のパンケーキをフォークで取って奈津に向ける。
「ほら、奈津も」
「お、俺はいいよ!」
「だって、私だけ貰うわけにも行かないよ。ほら」
「……」
奈津は、ためらったあと、口を開いてパンケーキを食べる。
「美味しい?」
「ま、まぁ…、美味いな」
奈津は、顔を真っ赤にさせてそっぽを向く。
『凄い!まるでファーストバイトみたい』
「「え?!」」
ルルの言葉に私たちは、お互いの顔を見る。
『いや、ちょっと違うだろ。ファーストバイトは、結婚式にやるものだろ?』
「け、結婚式……」
私の中で結婚式の風景が浮かぶ。



