やっぱり、絵を描くのは楽しい!
それからあっという間に帰る時間になって、私たちは片付けを始めた。
「よいっしょ」
イーゼルを元の位置に運び終わる。
「お疲れ様莎々原ちゃん。いやー、本当に助かったよ」
「それは良かったです」
私は、チラッと外のグラウンドを見る。
奈津たちも丁度終わったみたいで、ボールを片付け始めていた。
「では杏鈴さん、天翔先輩、若菜先輩、先に失礼します!」
三人に頭を下げて、私は美術室から出ていく。
「本当にいい子だよね。あの子なら、私みたいな絵を教える立場になれるんじゃないかな?」
「僕もそう思います」
「天翔くんも、絵の講師志望だっけ?」
「違うよ先生、天翔は学校の先生になりたいんですよ」
「へー、そうなの?頑張りなよ」
「はい」
天翔先輩は、私の出ていった方をじっと見ていた。
それからあっという間に帰る時間になって、私たちは片付けを始めた。
「よいっしょ」
イーゼルを元の位置に運び終わる。
「お疲れ様莎々原ちゃん。いやー、本当に助かったよ」
「それは良かったです」
私は、チラッと外のグラウンドを見る。
奈津たちも丁度終わったみたいで、ボールを片付け始めていた。
「では杏鈴さん、天翔先輩、若菜先輩、先に失礼します!」
三人に頭を下げて、私は美術室から出ていく。
「本当にいい子だよね。あの子なら、私みたいな絵を教える立場になれるんじゃないかな?」
「僕もそう思います」
「天翔くんも、絵の講師志望だっけ?」
「違うよ先生、天翔は学校の先生になりたいんですよ」
「へー、そうなの?頑張りなよ」
「はい」
天翔先輩は、私の出ていった方をじっと見ていた。



