妖精の心を貴方に2 真紅の妖精

「結婚したら、どんな生活が待ってるのかな?」

まだ先の話だが、その前に望美が俺と結婚してくれるかも分からない。

てゆか、結婚の話を持ち出す時点で、気が早いと思われるかもしれない。

独占欲強いよなぁ…。

「おいハヤテ、そろそろ寝るぞ」

『分かった』

俺は、部屋の電気を消した。

「また明日か…」

俺の中で望美の笑顔が浮かぶ。

あいつの笑顔を毎日見れたら、どれだけ幸せなだろうなぁ。

そんなことを思いつつ、俺は目を閉じた。