「貴方……、何者なの?」
『私?』
「私の妖精なの?」
シンクは、考えてから首をふる。
『うーん、多分違うよ』
「多分?」
『私ね、主が誰だったのか覚えてないんだ』
『……えええ!!』
「それってつまり……」
迷子の妖精?!
「望美!」
奈津が私の姿を見つけて、駆け寄ってくる。
「姿が見えないから心配したぞ。何かあったのか?」
『聞いてよ奈津!今ね、有水って子に階段から突き飛ばされたの!』
「え!」
奈津は、私の肩を強く抱く。
「な、奈津?」
「大丈夫か?痛いところないか?頭の痛みは?どこか骨折れてるか?怪我は?あざは?めまいとかしないか」
「け、怪我とは大丈夫…。ちょっとめまいしただけ」
「望美……」
奈津は、強く私を抱きしめる。
「ごめん。俺のせいだよな…」
「なんで奈津が謝るの?」
奈津は、何かを言いづらそうにしていた。
だけど、私はそれを聞かず奈津の背中をさすった。
「大丈夫だよ。奈津」
なんだか、今の奈津子供みたい。
「なんか、俺が慰められてる感じがする」
「今の奈津、ちょっと子供みたいで可愛かった」
『私?』
「私の妖精なの?」
シンクは、考えてから首をふる。
『うーん、多分違うよ』
「多分?」
『私ね、主が誰だったのか覚えてないんだ』
『……えええ!!』
「それってつまり……」
迷子の妖精?!
「望美!」
奈津が私の姿を見つけて、駆け寄ってくる。
「姿が見えないから心配したぞ。何かあったのか?」
『聞いてよ奈津!今ね、有水って子に階段から突き飛ばされたの!』
「え!」
奈津は、私の肩を強く抱く。
「な、奈津?」
「大丈夫か?痛いところないか?頭の痛みは?どこか骨折れてるか?怪我は?あざは?めまいとかしないか」
「け、怪我とは大丈夫…。ちょっとめまいしただけ」
「望美……」
奈津は、強く私を抱きしめる。
「ごめん。俺のせいだよな…」
「なんで奈津が謝るの?」
奈津は、何かを言いづらそうにしていた。
だけど、私はそれを聞かず奈津の背中をさすった。
「大丈夫だよ。奈津」
なんだか、今の奈津子供みたい。
「なんか、俺が慰められてる感じがする」
「今の奈津、ちょっと子供みたいで可愛かった」



