『アクを殺すことなんて、僕が許さいぞ!絶対アクにこのことを――!』

俺は、精霊銃を取り出してヒュプに向ける。

『ひぃ!』

「それは、無理なことだ。なぜなら」

俺は、ヒュプに向かって精霊銃を撃つを。

そして、小瓶の中が血で染まる。

『き、奇跡!』

「お前の役目は、もう終わりだ」

『がは…』

ヒュプの口から血が溢れる。

『ふ…ふふ、ふはははは』

「ん?」

何がおかしいのか、ヒュプは笑いだした。

「何がおかしい」

『君は、一つ気づいていないことがあるよ』

ヒュプは、嘲笑うように俺を見てきた。

『ゲームは、ここからだ』