「そうだね。だって、見る限り嬉しそうだもん」
「私たちも行こっか」
「そうだな」
私たちは、それぞれのクラスで別れた。
でも、奈津と同じクラスで良かった。
晶と沙弥佳とも…。
少しだけホッとした。
クラスへと入ると、教室の中には既にグループが数個出来ていた。
「ありゃりゃ、これはもうグループ出来てるね」
「そうだね」
とりあえず、黒板に貼り出されている席を確認する。
「やった、私一番後ろだ。これで寝れる」
『寝るな』
「いたっ!」
アカツキがいる以上寝れないと思うけど…。
「私は、一番前だー」
『良かったね沙弥佳』
「あんまり良くないかも…」
私は、自分の名前を見つける。
「あ、あった!」
ちょうど真ん中辺りだった。
「俺は…」
『あったぞ』
ハヤテが奈津の名前に指をさす。
「隣は――!」
私も自分の隣を確認する。
「隣…一緒だね!」
私の隣は奈津だった。
「やったな」
そんな私たちを、晶と沙弥佳がじーっと見てくる。
「な、なに?」
「いやぁ、なんとなく。縁って不思議なものだねぇと思って」
「そ、そうかな…?」
私は、二人を見て苦笑した。
「私たちも行こっか」
「そうだな」
私たちは、それぞれのクラスで別れた。
でも、奈津と同じクラスで良かった。
晶と沙弥佳とも…。
少しだけホッとした。
クラスへと入ると、教室の中には既にグループが数個出来ていた。
「ありゃりゃ、これはもうグループ出来てるね」
「そうだね」
とりあえず、黒板に貼り出されている席を確認する。
「やった、私一番後ろだ。これで寝れる」
『寝るな』
「いたっ!」
アカツキがいる以上寝れないと思うけど…。
「私は、一番前だー」
『良かったね沙弥佳』
「あんまり良くないかも…」
私は、自分の名前を見つける。
「あ、あった!」
ちょうど真ん中辺りだった。
「俺は…」
『あったぞ』
ハヤテが奈津の名前に指をさす。
「隣は――!」
私も自分の隣を確認する。
「隣…一緒だね!」
私の隣は奈津だった。
「やったな」
そんな私たちを、晶と沙弥佳がじーっと見てくる。
「な、なに?」
「いやぁ、なんとなく。縁って不思議なものだねぇと思って」
「そ、そうかな…?」
私は、二人を見て苦笑した。



