『俺達は、特殊な妖精なんだ』
『特殊な?』
『あぁ、ルルと同じくな』
「ルルと同じくって…」
ルルとフレイ達は、何か似ているというのか?
『まず、俺達は双子の神の力を授かっている』
「双子の神?」
『ヴィーナスが、決めたことだ。それで、ルルのことだが』
ハヤテは、じっとフレイを見る。
『ルルは、前に一度消えてるだろ?』
『な、何でそれを…』
『俺達神の力を与えられた妖精は、誰もがそれを感知できるようになってる。そして、消えた妖精は本来戻ることはない』
でも、それはヴィーナスのおかげで、ルルは新しい妖精として生まれ変わった。
『でも、ヴィーナスの力を授かったルルは、俺達と同じ立場に立ったんだ』
『だから、俺が感じなかった妖精の気配も感じることが出来たのか…』
『そうだ。俺とフレイアも感じることが出来る。シンクのことももちろん知ってる』
『それが、お前達の力か…』
『そうだ。でも、一つだけおかしな事が起きた』
フレイは、右手と左手を出す。
そして、手首には何か紋章が書かれていた。
『これは、俺がフレイアと繋がっている証拠だ。だけど……』
フレイは、左手首を俺に見せる。
「消えかけている?」
『あぁ、これはフレイアに何かあれば直ぐに分かる。そして…』
フレイは、左手を下ろすと言う。
『最近、フレイアの力を感じない』
「えっ、消えたのか?」
『いや、消えてはいない。消えたなら、俺の左手の紋章は消える』
『特殊な?』
『あぁ、ルルと同じくな』
「ルルと同じくって…」
ルルとフレイ達は、何か似ているというのか?
『まず、俺達は双子の神の力を授かっている』
「双子の神?」
『ヴィーナスが、決めたことだ。それで、ルルのことだが』
ハヤテは、じっとフレイを見る。
『ルルは、前に一度消えてるだろ?』
『な、何でそれを…』
『俺達神の力を与えられた妖精は、誰もがそれを感知できるようになってる。そして、消えた妖精は本来戻ることはない』
でも、それはヴィーナスのおかげで、ルルは新しい妖精として生まれ変わった。
『でも、ヴィーナスの力を授かったルルは、俺達と同じ立場に立ったんだ』
『だから、俺が感じなかった妖精の気配も感じることが出来たのか…』
『そうだ。俺とフレイアも感じることが出来る。シンクのことももちろん知ってる』
『それが、お前達の力か…』
『そうだ。でも、一つだけおかしな事が起きた』
フレイは、右手と左手を出す。
そして、手首には何か紋章が書かれていた。
『これは、俺がフレイアと繋がっている証拠だ。だけど……』
フレイは、左手首を俺に見せる。
「消えかけている?」
『あぁ、これはフレイアに何かあれば直ぐに分かる。そして…』
フレイは、左手を下ろすと言う。
『最近、フレイアの力を感じない』
「えっ、消えたのか?」
『いや、消えてはいない。消えたなら、俺の左手の紋章は消える』



